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クワガタ飼育・採集を中心に自身の趣味・日常を綴ります 

ブリード)好結果!20頭の幼虫割出に成功 キンオニクワガタ(WF1)

 キンオニクワガタ(Prismongnathus dauricus)の割出。

https://www.instagram.com/p/BkDTyuaFnJy/

Prismognathus dauricus. WF0. Tsushima island Nagasaki Japan. #Prismognathusdauricus #insects #stagbeetle #lucanidae #coleoptera #鍬形蟲 #キンオニクワガタ

 

www.stag-beetle-japan.com

 

前回記事記載の通り、夏中ワインセラーで20℃低温飼育。

オスの気性は荒いものの、大顎も短く挟む力も弱いためメス殺しはないと判断、同居飼育とします。メートガードしている様子がよく観察でき、予想以上にメスに対して優しいようです。また、羽化してから成熟期間も1-2か月程度と短いため、羽化ズレさえ気をつければ、ペアリングはしやすい種類といえるでしょう。

 

産卵セットは以下で組んでいます。

■使用ケース

 

■使用マット

モンスターさん 夏菌マットを使用。

www.monster7.com

加水したホダ木がアオカビに浸食されにくいことや、様々な種類のクワガタの採卵実績があるので、産卵マットに悩んだときは使用しています。今回は少し加水させ使用しました。

 

■使用材(POWER/insecta_shop_powerさんにて購入)

ヤフオク(HN:insecta_shop_power)にて購入。様々なグレードが用意されており、私が購入したのは送料込で1本あたりの単価150円程の柔らか目の材。若干、木目に黒ズミ、虫食い等がありますが許容範囲レベル。他種の採卵実績もあり且つコスパ良いのでまとめて購入しています。今回はレンジで殺虫したのち、1時間ほど加水し、マットに2本を半分埋め込み。

 

セットを組んでから3か月経った10月中旬頃、ケース底や側面に幼虫が見え出したので、割出を行うことに。結果は21頭取れました。好結果です。マットに菌糸がまわり、きのこが生えていますね。

https://www.instagram.com/p/Bo4cHPnA8VC/

キンオニクワガタF1 割出し。夏菌マットから20匹(♂10匹、♀10匹)を回収。ホダ木材2本には1匹も穿孔していなかった。半埋込よりも全埋込がベターか。菌糸がよく回ってスポンジ状になった部位には3,4匹が固まって居食いをしている感じ。菌糸瓶による飼育も可能と推察できる。次回の累代で試したい。夏菌マットを入れたプリンカップ250ccに投入。Prismognathus dauricus. F1. I got 20 larvae from special soil which is made from Siitake mushroom hypha. No larva comes from wood. Whole wood should be buried into soil, but I didn't. Some larvae assemble and eat sponge-like hypha. It is assumed that I can use hypha bottle for breeding. I'll try that after next generation. I put them one by one into 250cc pudding cup.#Prismognathusdauricus #insects #stagbeetle #lucanidae #coleoptera #鍬形蟲 #キンオニクワガタ

 

初齢から3齢初期まで観察できたので、比較的ダラダラ産卵するようです。

幼虫はマットから半分、材から半分とれた感じで、材・マット両方入れる方がよさそうです。本種の生息地が雨の多い対馬であることを想定し、材・マット表面が乾燥しないように定期的に霧吹きで水分補給をしていました。

 

幼虫はマット表層近くまで食いあげている個体もいて、アリの巣状に縦横無尽に食べている様子が観察できました。加えて、菌糸が良い具合に回りスポンジ状になっている箇所から集中的に出てきた印象です。

 

低温飼育、水分補給を徹底できれば容易に好結果が出ると思います。割り出した幼虫は夏菌マットを堅詰した250CCプリンカップで個別飼育していきます。