stag_beetle_japan

クワガタ飼育・採集を中心に自身の趣味・日常を綴ります 

タイでのクワガタ採集)海外で野生のクワガタを初めて採集。ジェンキンスノコギリクワガタ

ジェンキンスノコギリクワガタProsopocoilus jenkinsii)。

https://www.instagram.com/p/BkBliMVFuAO/

Prosopocoilus Jenkinsii. Wild. Charn island Trat Thailand.#Prosopocoilus #insects #lucanidae #coleoptera #蟲 #鍬形蟲 #ジェンキンスノコギリクワガタ #クワガタ

体長は最大40mmほどでこげ茶色の体色と、先端がするどく曲がる大顎が美しいノコギリクワガタです。頭部には小さなコブが4つほど隆起しているのが特徴的です。

 

これまで野生の外国産クワガタを見たことがありませんでしたが、タイ駐在時代に訪れたチャーン島で初めて野生の外国産クワガタを採集することになるのです。チャーン島プーケット島に次ぐタイ王国で2番目に大きな島。最高標高は744メートル。観光名所であるプーケット島とは違い、観光開発途上の島です。

 

島の殆どは熱帯雨林で覆われ、私が滞在していたホテルは、ビーチに隣接していましたが、ホテルの背後には奥深い山が迫っていました。緑豊かな島なので外国産のクワガタを野生で初めて観察できるかもしれない、という予感もしつつ、ホテルのベランダで寛いでいると、小さな黒いクワガタ♀が飛来しているではありませんか。樹液採集ではなく灯火採集でしたが、その感動はひとしおでした。

 

実は、その日の昼にビーチを散策しているときに、溺死して間もないクワガタを拾っていて、ジェンキンスノコギリクワガタであると同定。同定根拠は、チャーン島とほど近いエリアで採集されている方のHP情報に依ります。

 

この黒いメスもフォルムはノコギリクワガタ♀のようでしたので、ジェンキンスノコとしてバンコクの自宅に持ち帰り飼育してみることにしました。

 

プラケース小に粗粒子の広葉樹マットを堅詰して産卵セット組んだところ、6頭回収。

うち2頭は500CCの菌糸瓶へ投入し、残りはプラケース小にて多頭飼いの常温飼育。

半年ほどで全頭完品(4♂2♀)で羽化しました。

https://www.instagram.com/p/BkBmP_EFH0Z/

Prosopocoilus Jenkinsii. WF1. Charn island Trat Thailand.#Prosopocoilus #stagbeetle #insects #lucanidae #coleoptera #蟲 #鍬形蟲 #ジェンキンスノコギリクワガタ #クワガタ

菌糸でも十分対応する種です。太くなりますし、500一本返しで行けます。

残念なことに、国産ノコと同じ要領で休眠させたところ落ちてしまい累代できませんでした。国産ノコよりもおそらくサイクルが短いのだと思われます。

 

日本国内にも少量ですが流通しているようなので、改めて累代に挑戦してみたいと思います。